2008年8月8日金曜日

Pininfarina

「アンドレア・ピニンファリーナが事故死」というニュースが流れていました。
アンドレア・ピニンファリーナ氏はピニンファリーナ社の4代目の代表(会長兼CEO)だったようです。ご冥福をお祈りします。
ピニンファリーナといえば、フェラーリを始め、数々のデザインを世に送り出してきたイタリアを代表するカロッツェリアです。
あの生産性を無視した思い切ったデザインは、日本人にはなかなか出来ないものだと思います。
車に限らず、工業製品にはデザイン(ここでのデザインとは、設計という意味ではなく、「見た目」、「スタイル」といった意味)はとても重要だと思います。もちろん中身が伴っていなければダメですが、いくら中身が良くても、デザインが悪ければ、購買意欲は半減してしまいます。
イタリアのデザインが全て良いと言うわけではありませんが、魅力的なデザインが多いことは確かです。
日本人にはなじめないデザインもあるので、日本の企業でピニンファリーナなどのデザインを使ったものでも、失敗したものもあります。(日産の2代目のブルーバードや2代目のセドリックなど)
今年初めには「ベルトーネが倒産」と言うニュースもあったので、今年は、イタリアのカロッツェリアには受難の年らしい。

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