防衛省が、来年度予算の概算要求に、F-15の近代化改修費用を盛り込むとのこと。
FXの選定がずれ込んでるからと言うが、FXはF-4EJの後継なので、F-4を延命しなければ意味が無いと思いますが。
中国のSU-27やSU-33、韓国のF-15Kよりも高性能な機体がどうしても欲しい航空自衛隊としては、F-22がのどから手が出るほど欲しいのでしょうが、F-22の禁輸措置が解かれる見込みはありません。
それ以外の現在の候補機はF-15FX、F/A-18E/F、ユーロファイタータイフーンですが、どれもF-22とは比べものになりません(性能も、価格もですが)。
ユーロファイターは基本設計がこの3機種の中では一番新しいだけあって、ステルス性やスーパークルーズ等、そこそこの性能ですが、なにせヨーロッパ機。当て馬というか、一応体裁を整える為に候補に入れただけのように思います。(今までの主力戦闘機は全てアメリカの最新鋭機でした)
どうしてもこの中から選ばなければならないとなると、ユーロファイタータイフーンが、一発逆転ということもあり得ます。でも、飛行機を売りたいアメリカからは相当な圧力がかったんでしょう。
そこで、「F-35はどうだ?」となったんじゃないかな。
F-35は国際共同開発機なので、基本的に輸出規制はかかりませんし、ライセンス生産も可能だと思われます。
ただ、まだ開発段階なので、実戦配備は、まだまだ先になります。
また、開発プロジェクトに参加した国から優先的に引き渡しされるので、プロジェクトに参加していない日本は、その後になります。(これについては、アメリカが、自国分を日本向けに優先しても良いと言っているとか)
多分、日本側は、F-22とF-35以外は興味無いと思うので、スケジュール的に間に合えば、F-35しか選択肢は無いでしょう。(もし間に合わなければ、ユーロファイタータイフーンか?。)
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