キャノンのEOS 10Dを買ったとき、同時に買ったのが、シグマの
「AF17-35mm F/2.8-4 EX ASP F/CANON」
という広角ズームレンズ。
EOS10DのCMOSセンサーはAPS-Cサイズなのでレンズの焦点距離が35mm換算で1.6倍になります。そのため、広角側は今までEOS650で使っていた35-70mmだと、35mm換算で56-112mm相当になってしまい、広角レンズではなくなってしまうのでした。
それでどうしても広角をカバーするレンズが必要だということで、白羽の矢が立ったのがこのレンズでした。
Canon純正は高かったので。EOS系では初めてのサードパーティー製のレンズです。
シグマでHSMと呼んでいる超音波モーターを搭載している為、AFの作動は早くて、静かです。でも、ちょっと大きすぎる。フィルター径が82mmって・・・。 とにかく扱い難いレンズです。次の年にはモデルチェンジして、径がだいぶ小さくなってましたから、やはり不評だったのでしょうか。
それが、買ってから1年ほど経った頃からAFモーターが動かないときがあって、メーカーに送って修理してもらいました。
でも、帰ってきてからも、たまに動かなくなったりしたので、しばらく使っていませんでした。
で、今年になって、久々に広角で撮ってみようと思い、10Dに装着してみたところ、なんと、全く動かないではありませんか。
買ってから今年で5年目。お店の5年保証と言うのがあるので(全額保証ではなくて、5年目は50%)、とりあえず、見積もりしてもらって、安かったら修理しようと思い、購入店へ持って行きました。
そこで事情を話し、以前にもAFモーターの修理をした旨を伝えて、出来れば無償で、と、淡い期待をして帰ってきてから一ヶ月。お店から電話が来て、「お預かりした、レンズの修理が終わりました」と言いました。
あれ?。たしか見積もりってお願いしたはずなのに。
おそるおそる、「料金は?」と聞くと、「今回は無償です」とのこと。
ラッキー!。シグマやるじゃん。以前にも修理しているとは言え、5年も経つのに。
それとも、このHSMって、もともと不具合があったのかな。
いずれにしても、これで新しい広角レンズを買う、大義名分が無くなってしまったので、しばらくこのレンズを使ってみようと思います。
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